福井大学 研究者総覧
工学系部門
工学領域
建築建設工学講座
更新日:2025/03/30
講師
ヤマダ タケハル
山田 岳晴

福井大学 工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 講師

プロフィール

  1. 広島県広島市出身。

学歴

  1. 1998/03/01卒業広島大学工学部第四類(建設系)建築学課程
  2. 2000/03/01修了広島大学工学研究科環境工学専攻〔日本建築史〕修士
  3. 2005/03/01修了広島大学文学研究科人文学専攻〔文化財学〕博士

学位

  1. 2000/03修士(工学)広島大学
  2. 2005/03博士(文学)広島大学

免許・資格

  1. 2004建築士(1級)

経歴

  1. 2000/04/01-2002/03/31株式会社しんや建築設計事務所設計部門職員
  2. 2004/07-2009/07日本文化財学研究所代表・管理建築士・主席研究員
  3. 2005/04-2006/03/31国立歴史民俗博物館研究機関研究員
  4. 2005/10/01-2018/02/28青山学院女子短期大学兼任教員
  5. 2006/04-2007/03国立歴史民俗博物館機関研究員
  6. 2007/05-2009/03国立歴史民俗博物館外来研究員
  7. 2009/04/01-2011/03/31國學院大学研究開発推進機構伝統文化リサーチセンターポスドク研究員
  8. 2009/08/17-2018/02/28一般社団法人 日本文化財学研究所〔一級建築士事務所〕代表理事・管理建築士・主席研究員
  9. 2011/04/01-2012/03/31國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター客員研究員(上席研究員相当)

所属学協会

  1. 2018/06/09-2024/07/31一般社団法人 日本民俗建築学会
  2. 2016/10/01-2018/06/09一般社団法人 日本民俗建築学会
  3. 2008/04/01-2025/03/31日本民俗建築学会
  4. 2019/07/07-2023/06/30日本建築学会
  5. 1998/05/01-2025/03/31日本建築学会

研究分野

  1. 社会基盤(土木・建築・防災)建築史、意匠
  2. 人文・社会文化財科学
  3. 人文・社会家政学、生活科学
  4. 人文・社会博物館学
  5. 人文・社会美術史
  6. 人文・社会文学一般

論文

  1. 佛通寺含暉院仏殿及び開山堂の復元考察(掲載決定)2026/03千原美歩, 山田岳晴史學研究323(掲載決定), 1-22広島史学研究会佛通寺含暉院仏殿及び開山堂は、広島県三原市に所在する。 本稿は、前稿「佛通寺含暉院仏殿及び開山堂の資料検討及び現地建築調査分析」での考察を基にして、創建当初の含暉院仏殿及び開山堂について復元考察を行うものである。 復元考察においては、創建当初の含暉院仏殿の平面計画、屋根、軒及び細部意匠について検討を行った。また同様に、創建当初の含暉院開山堂の平面計画、柱の各部寸法、内部架構、屋根、軒及び細部意匠について検討を行った。 考察の結果、創建当初の仏殿と開山堂の復元図を示すことができた。
  2. 佛通寺含暉院仏殿及び開山堂の資料検討及び現地建築調査分析(掲載決定)2025/07千原美歩, 山田岳晴史學研究321(掲載決定), 1-24広島史学研究会佛通寺含暉院仏殿及び開山堂は、広島県三原市に所在する。 本稿は、それら2棟の建築物の創建当初(応永期)の配置及び建築形式について、住持記、三原めくり(江戸期の紀行文)、江戸期の佛通寺の境内図及び現地調査結果を検討し、考察を行うものである。 検討の結果、創建当初は、仏殿の後方に開山堂が建っていたことを指摘することができた。また、創建当初の仏殿と開山堂の建築形式を明らかにすることができた。
  3. 東広島市西条町の宮山八幡神社玉殿の年代的比較考察及び歴史的復元考察2024/09/30山田岳晴, 水田丞, 川野綾子史學研究319, 26-46広島史学研究会
  4. 旧守屋家住宅文化財指定候補調書(報告書)2024/03山田 岳晴旧守屋家住宅文化財指定候補調書1-6中条八幡神社
  5. 姫路城大天守復元CG(図版提供)2024/03/05山田岳晴・浅野孝司・M&H隔週間 決定版 日本の名城2 デアゴスティーニ2, 4-4デアゴスティーニ・ジャパン

著書

  1. 日本の城 天守・櫓・門と御殿山田岳晴、中村泰朗ほか【天守】岡山城/広島城/福井城/二条城(寛永度)/【櫓・門】岡山城/【御殿】広島城学研プラス2020/01/064056115478
  2. 神をまつる神社建築 -玉殿の起源と発展-山田岳晴弘文堂2018/06/309784335160912
  3. 城大全 ―将軍と大名の城館―山田岳晴ほか現存十二天守/天守の構造/天守の構成/天守の意匠/天守の高さ比べ/広島城/吉田陣屋/金沢城CGユーキャン2017/04
  4. 寺社の装飾彫刻 -中国・四国・九州・沖縄編-山田岳晴ほか社寺建築への彫刻の導入と発展 -瀬戸内海を挟む中国・四国地方-日貿出版社2014/054817050934
  5. 伊勢神宮と日本人-式年遷宮が伝える日本のこころ-山田岳晴ほか伊勢神宮の建築河出書房新社2013/08430924629X

講演・口頭発表・ポスター等

  1. 福井県大野市七間通り周辺域の町家の正面構成広島史学研究会大会2024(学会発表)2024/10/27
  2. 広島市佐伯区五日市町河内地区の「新道改修之碑」広島史学研究会大会2024(学会発表・山口えりと共同)2024/10/27
  3. 寝殿造と安芸国の神社建築令和6年度 広島県佐伯大竹地区神社総代連合会 研修会講演(招聘講演)2024/06/19
  4. 安芸地方の玉殿についてー神をまつる小建築ー神社史研究ひもろき会 第16回建築勉強会(招聘講演)2023/11/27
  5. 広島県福山市の旧守屋家住宅広島史学研究会大会2023(学会発表)2023/10/29

Works(作品等)

  1. 大山神社上手水舎(設計・監理)2024/11-現在
  2. 大山神社祖霊殿増築(設計)2022/02-現在
  3. 参道の家(設計・監理)2020/10/14-現在
  4. 姫路城備前丸復元CG(復元設計・監修)2019/06/04
  5. 二日市八幡宮斎館・授与所・舞台(基本設計)2016/12

受賞

  1. 2019/06/08日本民俗建築学会学会賞奨励賞
  2. 2016/05神社本庁70周年記念表彰広島県内の神社社殿及び県神社庁庁舎の設計監理・修理指導広島県内の神社社殿及び県神社庁庁舎の設計監理・修理指導
  3. 2016/05花の総合パレードパフォーマンス賞(大賞)「広島東照宮石引台花車」(受賞作品〔担当:石引台花車の設計・監修〕)

科学研究費補助金・厚生科研補助金

  1. 2023日本学術振興会科学研究費助成事業畿内周縁部における神社玉殿の調査研究-滋賀県と和歌山県を中心に-基盤研究(C)
  2. 2022日本学術振興会科学研究費助成事業畿内周縁部における神社玉殿の調査研究-滋賀県と和歌山県を中心に-基盤研究(C)
  3. 2021日本学術振興会科学研究費助成事業畿内周縁部における神社玉殿の調査研究-滋賀県と和歌山県を中心に-基盤研究(C)
  4. 2020日本学術振興会科学研究費助成事業畿内周縁部における神社玉殿の調査研究-滋賀県と和歌山県を中心に-基盤研究(C)
  5. 2019日本学術振興会科学研究費助成事業畿内周縁部における神社玉殿の調査研究-滋賀県と和歌山県を中心に-基盤研究(C)

報道

  1. 2024/03/10公益財団法人広島市文化財団 広島城コラム ─ これからの広島城 ─ 広島城天守の復元等に関する検討会議⑦広島市では、広島城の天守の木造復元に向けて、天守台及びその周辺の石垣の調査や、復元の根拠となる資料の収集を進めてきましたが、令和5年度からは木造復元に関する技術検討を行っています。史跡の遺構等への影響や、現在の天守の解体、天守群の復元等に関する技術的な課題等について基礎的な検討を行うに当たり、令和5年11月、「第1回 広島城天守の復元等に関する検討会議」を開催しました。
  2. 2024/01/13中国新聞社広島城天守の木造復元どうなる? 木造化費用86億円 広島市、有識者会議で議論本格化へ⑦市は23年11月に、三浦名誉教授を座長に建築や歴史の専門家たち7人でつくる検討会議を設置。年4回ペースで会合を開き、復元する年代や範囲、概算費、工法などを協議し、技術的な課題を検証することにしている。
  3. 2023/11/30テレビ新広島実現すれば日本初! 広島城天守の木造復元に向け 技術的課題など検討はじまる⑦実現すれば日本初となる取り組みです。 広島城天守の木造での復元に向け技術的課題などを検討する初めての会議が開かれました。 30日の会議で座長に選ばれた広島大学の三浦 正幸 名誉教授は「実現すれば日本初の復元天守になる」と広島城天守の木造復元を検討する意義を強調しました。 1592年ごろに築造され原爆により倒壊した広島城は1958年に再建されましたが現在は天守や石垣の劣化が進み震度6以上の地震に耐えられないことが分かっています。 会議では市から復元に必要な古い図面や写真といった資料が示され、天守の復元などに伴う文化財保存に関する技術的課題といった検討内容が説明されました。 委員からは今後の調査の進め方や方向性について意見が交わされました。
  4. 2023/01/02テレビ新広島後世につなぐ 朱のシンボル ~よみがえる宮島大鳥居 3年半の記録~70年ぶりに大改修が行われた宮島の大鳥居。2019年6月から3年半という月日をかけて行われていた大改修工事も2022年12月18日に工事が完了し、鮮やかに蘇りました。 1万人の職人が集結「宮島の大鳥居」3年半の大改修を追った特番放送 この改修工事には、全国から延べ1万人もの職人が集結。工事を進めていくと、シロアリによる深刻な被害があることが判明。 棟梁として宮大工の統括を務めた村瀬好之さんは「想像を超えるぐらい傷みが大きかった。これは大変だ」と話し、当初「1年半」とされていた工事期間は終了時期が未定になるなど、想定外の事態も。 TSSでは、文化財継承のために熟練の職人たちの知恵と技術・伝統技術を駆使し、そして課題であった耐震補強もあらゆる最新技術を用いて蘇らせた職人たちの3年半の記録を、 特番『後世につなぐ 朱のシンボル ~よみがえる宮島大鳥居 3年半の記録~』にて放送します。放送日時は2023年1月2日の午前7時00分~7時30分まで。
  5. 2022/02/17福井テレビアイデアあふれる作品ズラリ 4年間の集大成を展示 福井大学卒業設計展建築設計士を目指す大学生の卒業設計展が、17日から福井市のアオッサで始まりました。 会場には、福井大学建築・都市環境工学科で設計士を目指す4年生7人が、集大成として制作した作品が並んでいます。 設計アプローチや、図面イメージ図をまとめたプレゼンボード、精巧に作られた模型などからは、完成までの過程がわかります。 現在の繊協ビルの敷地を想定し、多機能型の公共施設を設計した作品は、人の交流が活発になるよう外部と内部の空間を複雑に構成した建築になっています。 卒業設計展は、19日まで開かれています。